ROG Xbox Ally X購入記:想定以上に“使える”端末だった(体感レビュー)

結論から言うと、各種比較レビューでの想定以上に、「使える」と感じました。

ROG Xbox Ally X (2025) RC73XA

この記事でわかること

  • 初代 ROG Ally(Z1 Extreme)から ROG Xbox Ally X に買い替えた背景
  • “ゲーム専用機”ではなく メインWindows機に寄せられそうと思った理由
  • 比較候補を見送った観点

きっかけ:うちのわんこに「今のうちに買い替えないの?」と言われた

わんこ(我が家の子供の愛称)が「メモリやストレージが高騰しそうだから、今のうちに更新しないの?」と言ってきました。(2025年12月頃)
私は初代の ROG Ally(Z1 Extreme) を発売日に買って、これまで普通に使っていました。

ただ正直なところ、例えば FFXVI を遊ぶときは、画質設定を「低」寄りにしないと厳しい局面がありました。
設定値の参考は、主にこちらを見ています。

一方で、きれいに安定して遊ぶ必要があるときは、別途持っている ゲーミングPC(RTX 3070) 側に逃がすことも増えていました。
でも、2台体制は家計的にもあまりよくない。

そこで「将来的にメインWindows機になり得るか?」という観点で ROG Xbox Ally X を調べ、最終的に購入しました。


先に私の使い方(用途)を整理

私はいわゆる「FPS中心のガチ勢」ではなく、用途はこんな感じです。

  • FFXVIなどはたまにやる(FPSはほぼやらない)
  • Xreal One Pro を使うので、本体画面サイズは優先度低め
  • Visual Studio Code でコーディング
  • Affinity でベクター編集
  • CAD でモデリング

ポイントは、いわゆる“携帯ゲーム機レビュー”で多い 「バッテリー駆動時のゲーム性能」が、私の使い方では重要ではないこと。
私はモバイル系端末を、わりと “あまりモバイルしない(常時通電)” 使い方をしがちです。


初代 ROG Ally の不満を棚卸ししてみた

買い替えを考える前に、初代に対する不満を整理しました。

ROG Ally (2023) RC71L

不満1:Type-C 1ポート運用がつらい

Xreal One Pro に繋ぐと給電も絡むので、私の環境だと DP Alt アダプタが必要になりがちで、地味に手間でした。

不満2:コントローラが合わず、外付け前提になった

私としては本機が持ちにくいコントローラー形状だったので 外付け Xbox コントローラ が必須になりました。(荷物増加)
さらに 1ポート問題が絡むので、乾電池や充電の管理も増える、という地味なストレスも。

不満3:たまに落ちる(特にFFXVI)

FFXVIプレイ中に、まれに落ちることがありました。
原因は断定できませんが、体感として「メモリが足りていないのかも?」と思う瞬間はありました。

不満4:画面が小さい

ここは確かに不満。ただし私はXrealを使うので、今回は優先度を下げました。


「10〜20%向上」レビューへの違和感と、決め手

国内外のYouTube動画を調べると、「性能は10〜20%程度」「無理して買う必要はないかも」というニュアンスも見かけました。
ただ、見ているうちに気づいたのは、このジャンルのレビューは バッテリー駆動時のゲーム性能に寄りがちだということです。

私は常時通電運用が多いので、レビューの前提とズレる。
そのうえで新機種側のアップデート(※構成差はある前提)を考えると、

  • メモリ増量(例:16GB → 24GB)
  • ストレージ増量(例:512GB → 1TB)
  • ポート/操作性など、“周辺の不満”が一気に解消しそう

このあたりが刺さり、「性能10〜20%」という言い方だけでは測れない快適性が出るのでは?と思い始めました。

さらに、実店舗で触った印象が悪くなかったこと、そして初代が意外と高めに売れそう(※あくまで2026年1月時点)という見立てもあり、購入に踏み切りました。


結果:想像以上に良かった(ただし私の使い方では)

FFXVI:従来設定で始めたら、GPU使用率が低い。試しに「高」にしても遊べた

最初は従来通りの感覚で設定していたのですが、プレイ中の様子を見ているとGPU使用率が思ったより上がらず、試しに「高」に寄せても遊べることがわかりました。

  • DLCストーリー(The Rising Tide)に入るまでは 「高」設定・1080p/ 60Hz で 30fps超の場面が多く、まずここが驚き
  • DLCストーリー(The Rising Tide)に入ってからは、ティアリングっぽさが気になり 900p/ 120Hz に寄せたり、調整したくなる欲が出てきた
    (とはいえ、初代で「全部低」寄りだったことを思うと、体感の差はかなり大きいです。本当はfps表示の状態をキャプチャしたかったのですがキャプチャできず。)

全画面エクスペリエンスと通常Windowsの差

全画面エクスペリエンスと通常のWindows状態での差は、現時点では確かに差はあるものの、極端には感じませんでした。
ただ、常駐アプリが増えたり環境負荷が高くなってくると、差が出てくる気はします。

私の運用としては、

  • ゲームは全画面エクスペリエンス
  • コーディングや制作は全画面を終了してWindows側

に落ち着きました。
切り替えが簡単(Xboxボタン長押し)なので、この点も助かっています。


重めのタイトルも試したら、なぜか安定して見える

調子に乗って「鳴潮」や「Cities: Skylines II」も入れてみたところ、なんだか ゲーミングPC(RTX 3070)より安定して動いている気がする瞬間がありました。
もちろん条件が揃っていない体感なので、余裕があれば「どこまで動いたか」をメモして追記します。


「ゲーム機」じゃなくて「メインWindows機」になり得るかも、と思った理由

今回いちばん大きかったのは、“不満の解消”が積み上がって、結果的にメイン機を寄せられそうと思えたことです。

  • 外部ディスプレイ前提でも運用しやすい(配線ストレスが減る)
  • 外付けコントローラ前提だった運用が、多少見直せる
  • Visual Studio Code / Affinity / CAD みたいな「ゲーム以外」も、心理的に任せやすくなった

私の中では、買い替えの効果が「fpsが何%伸びた」よりも、“日常の不満”が減ったことのほうが大きいです。


ついでに:tomtocのケースを買ってみた

今回は tomtoc のケースもコスパ良さそうだったので買ってみました。

「スタンド機能がない!」と思ったのですが、偶然だと思いますが実はいい感じで自立するので、今のところ問題ありません。

偶然自立しました。90度近いですが。

参考:Legion Go Gen 2 も候補だったが外した理由

検討時はLegion Go Gen 2 も比較しました。画面やメモリ、キックスタンドは魅力的です。2週間以上は悩んでいたと思います。
ただ私は最終的に、次の理由で見送りました。

  • 解像度が高い分、結果的にパフォーマンス差が出にくそう(外部出力は良いかも)
  • コントローラ形状的に、長時間持つのがしんどそう(結局外部コントローラ前提になりそう)
  • 価格差が大きく、今回は吸収できなかった

応援したい気持ちはあったのですが、最後は現実的な判断になりました。


まとめ:わんこに勧められて買ってみたら、かなり当たりだった

「レビューでは10〜20%」という言い方に引っかかりつつも、私の用途だと 体感としての進歩が想像以上でした。
特に、常時通電・外部ディスプレイ・開発/制作作業もやる人にとっては、「使ってみると意外と良い」ということもあると思うので、ご参考になればと思います。

以上、うちのわんこのおすすめにしたがって買ってみた件でした。


参考リンク

注記:“ROG / ASUS / Xbox / Windows / Final Fantasy XVI(FFXVI)/ Xreal / Visual Studio Code / Affinity” 等は各社の商標または登録商標です。記載の製品名・ブランド名は各社に帰属します。